「別府詣で」。おいらが一時猛烈に別府にはまり、移住すら考えた時期につけた言葉。
別府詣でを繰り返した3年の間は、アトピーも喘息も肩こりも無かった。
その後縁遠くなってからは喘息以外は悪化。やっぱり温泉じゃわなーと思っていたら、久しぶりに行きたくなって来た、というわけで別府なのである。
出発は土曜日の夜中12時前。これで197をかっ飛ばし、八幡浜を午前3時前にでるフェリーに乗れば、臼杵港で7時まで寝ていられる。これまでは夜の12時すぎに出て別府に3時に着くフェリーを使っていたんだけど、さすがにこれはしんどい・・・ので、今回はこんなルート。

別府八湯でおいらが好きなのは、なんといっても明礬温泉。
泥湯や野湯も充実した玄人向け、逆に言えば(物珍しいのが大好きな)初心者向けの温泉地なんだけど、
全体的に皮膚炎にもよく効くような印象の泉質のところが多くて、自然と体が向くのだ。
なかでも「鍋山の湯」は明礬の一番奥にある野湯で、捨てがたい。
火口原の中にある温泉で、文字通り隠すものも何もない最強の野湯だ。
ただ、ダートの道のりをしばらく走らないといけなくて、車高が低いデミオだとどうしても到達できないこと多々・・・
というわけで、今回は無理。まだまだ新車感のあるデミ子を危険にさらすわけにはいかんのです・・・
(先代のデミ夫時代はガリガリ鳴らして行きましたが)
写真は鍋山の湯やへびん湯へ向かう途中から見た別府の街並み。
この街は、海とまさにまっすぐ面する、火山の麓の街なのだ。
こういう高知ではあり得ない風景も、またちょっと惹かれるねえ。
結局今回は明礬の小さなお風呂へ。
しかしなぜか単純泉。明礬なのに単純泉。
あれれ・・・