とにかく最近思いついたらやってみる手だてを考えるようにしよーと思ってる。
ひとつがこの秋に帯屋町で開催するyummydanceの100人隊(超仮称)。こちらは中学時代に元気が出るテレビで「100人隊」というのをやっていて、なんかこういう大量の人間が街を動くことをやってみたいと思ったのがそのきっかけ。
ちょうど高知県芸術祭の委員にならせてもらったこともあって、提案させていただいたところなんかスルスルと通ってしまい実現の方向へ。yummydance振付演出による95人のパフォーマー(劇団員、ダンサー、一般人)が街を舞台に飛び、回り、飛び込み、笑い、くねり・・・と踊り遊びます。詳しいことはまだ全く決まってなくて、これから作り込みをしていくわけですが、タノシミでなりません。いまのところ10月24日開催の予定。
で、写真は高知駅の名駅弁「カツオのたたき弁当」。
この駅弁、なかなか美味しいわけですが、なぜか四国は総じて駅弁力が弱く、駅弁大会でいいところまで行ったとか、雑誌の駅弁特集でもそれほど目立つ存在ではありません。なんかもったいない。うまいのに。
しかも今は高速が安くなってなんだか鉄道が苦しい時代。四国内の移動なら高速バスが安くて速いわ、酔わないわで余りにも旗色が悪い。どーにかせんといかんとゆーことで、知事とmocoさんが四国鉄道懇談会という会に出てきたという記事を読んでむくむくと思い立ったものなのだが、だったらまずは弁当復権がその第一歩になれるんじゃないかと(その他、高速バス以下の料金で移動できる急行(快速)の設定や、もーちょっと乗って楽しい「はやとの風」的な列車の設定など)。
高知道ほど眺めのつまらん旅路もない。トンネルでアッという間に四国山地を抜けてしまうと、なんか「意固地な高知人が生まれたその理由」すら理解してもらえないんでねーかとすら思うわけですよ。それなら土讃線でその険しい山々と渓谷を感じながら来てほしいし、帰ってほしい。・・・たまには。
で、そんな旅の終わりを飾るのは駅弁ではないかと。
が、高知駅の駅弁が最近あんまり元気がないんでないかと。
駅のコンビニでまさにコンビニライクなおにぎりやお弁当が揃うようになったのも悪くはないけど、ここはやっぱり昔ながらの旅情を誘う弁当があった方がえいんでないかと。
せっかく高知にゃ土佐酒があるんだから、ワンカップと酒に良く合う肴を合わせた土佐酒弁当があってもいいでねーか。日曜市に行けば山ほど田舎寿司があるんだから、幕の内なんかよりもよっぽど田舎寿司を置いておいた方が面白いんでねーか。その他、四方竹のお寿司や四万十の幸弁当、土佐赤牛のステーキ弁当、土佐ジロー丼orはちきん地鶏丼、土佐のジャムとパンセット、トマトスープ、ミニ皿鉢などなど、イロイロできるんでないかと。
そんなことをTwitterでつぶやきだしたら静かに何人かで盛り上がり、とりあえず何ができるか考えてみよーという次第に。おそらくは今頑張っておられるお弁当業者さんへの提案とかがまずは第一歩になると思いますが、強烈なメンバーが揃いそうなので、きっと何か形になるでしょう。
 
最近はTwitterとゆー田舎におる人間にこそ便利なツールが出てきたおかげで、いろんなことが前よりも素早く進む気配が。ここ1ヶ月の間だけでも、セガレの夫妻や建築、編集の方に学生さんなどなど、Twitter経由でたくさんの人と会ったりすることができて、そのつながりがまたこれから先に生きていきそうだ。Twitter自体はあと2-3年もすれば何かに取って代わられるんだろうけど。