土佐和紙


 

土佐和紙を元気にしたい

デザインの仕事をしていると、物産開発の仕事の依頼も時折やってきます。
その中で分かってきたのは、作るのは簡単だけど、売るのはそう簡単ではないということです。

後発の取り組みが先発に負けないぐらい売れるためには、
やらなければいけないことは山ほどあります。
「山ほど」を続ける体力がなければ無理だし、飽きやすいとこれもまた無理。

それに、世の中を見渡してみても、
デザインが良いのに売れていないものもあれば、デザインがひどくても関係なしに売れているものもある。
はたまた、味はいまいちなのにデザインだけで売れてるんじゃないかと思うものもあれば、
味が素晴らしいのにデザインが悪くて売れてないのかなと思うものもあるわけで、
いったいもう何が大事なのかすらもよくわからなくなってくるわけです。

という思いを抱える中で、
物産は「作る側」「売る側」両方の立場をカラダで覚えないとできないのではないかと考え、
2011年からタケムラデザインアンドプランニング(+竹村活版室)と紙漉職人の皆さん、
d.d.officeが共同で土佐和紙商品の開発をスタートしました。

土佐和紙プロダクツ

実際に紙漉さんに紙の漉き方を手習いしながら紙漉きの大変さを身を以て知り、
なぜこのたった一枚の紙がこれほどに高価なのかも知る。
紙漉さんの漉いた紙と自分たちで漉いた和紙の違いをこれまた身を以て知り、
どうやったらこの紙の価値を誰かに伝えることを考える。

どのようにしたらより多くの人にこの紙の良さを知って貰うことができるのか、
まだまだ道は長そうですが、
行政や各種機関からの助成や補助は一切受けない自力開発を原則に、
職人さんや紙工場と共に土佐和紙の裾野を広げるべく末永く活動を続けていきたいと思っています。

当事務所では原稿用紙、五線譜、一筆箋、ブロックメモ、生紙、四万十ヒノキの箱シリーズなどを企画しました。
 

土佐和紙プロダクツホームページ

http://tosawashi-products.com/