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さよなら、メイ

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メイが死んだ。実家でずっと飼っていた愛犬だ。
享年15歳。病気で苦しんだというわけでもなく、老衰だった。
去年の秋くらいから、急に痩せ、急に耳が遠くなった。それでもまだ元気はあったけど、今年に入ってからは「こんなにホントはやせていたのか」というくらいにすっかり痩せこけてしまっていた。
それでも1月の末ぐらいに行った時にはそこそこ元気だった。でも、2月に次に会った時には、もう立ち上がれなくなって、目だけで自分のことをチラチラとうかがっていた。もう、長くないと思った。その2日後、2月19日午前2時頃、母に添い寝されたまま死んだ。自分もすぐに会いに行った。線香の匂いに包まれて、メイはもうかたくなりはじめていていた。
でも、不思議なことに涙は出なくて(2日前に会った時はダメだった。帰り道、ずっと泣いていた)、むしろ良かったと思った。メイも自分の足で動けなくなるなんてイヤだろうし、自分の行きたいところに行けないなんて、イヤだろう。
メイは、どちらかというと自分には甘えん坊な犬で、たまに帰るとずっと「頭なでて」というような素振りをみせてくれた。チラチラと人の顔を見る人で、居間でのんびりしているとすぐに鳴く。散歩は、最後に一緒に行ったのはたぶん一年くらい前だけど、かなり元気に走り回っていた。自分はあまり長く歩かないことを知っているから、町内一周のコースをむしろ先導してくれた。ホントは堤防の方まで行きたいんだろうと思ってそっちの方に自分が連れて行こうとすると、むしろびっくりしたような顔でこっちをチラチラと見ながら散歩してた。
たぶん、最後まで元気な方の犬だったんだと思う。そして、シアワセな犬だったと思いたい。

さよなら、メイ」に4件のコメントがあります

  1. 人間よりも早く年をとっていく犬。
    15才はすごいことだと思います。
    シアワセものだ、メイは。間違いない!(ちょっと古い?オドオド・・)

  2. 15年、、、確か、学生の頃に、小さいメイの写真を魅せてもらったような記憶がある。その頃メイは、5歳くらい? 
    人間の時間の尺度なんて、この世の中じゃ何の相対性も持たなくて、あたしたちには介在できない時間の流れが、すぐそばにある。
    メイだけが見てきたリーダーがいるんだね。

  3. いまだ実家には帰れない。
    メイのいない家というのが想像できなくて。

  4. おわかれとアリガトウ

    今日、我が実家で飼っている二匹の犬のうち、
    おばあちゃん犬が亡くなってしまった。
    (このブログのプロフの写真がそう)
    二日後には実家に帰る予定だったので、
    なんでもう少し待ってくれなかったんだ、と思った。
    でもちょうど2年前の冬、
    やはり食欲が無く、呼吸も…

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