早いもんで今年ももー終わる。

なんか結局とてもじゃないけど毎日なんて書けんかったね。
Twitterも始めたはいーけどなんかブログ読んでくれてる人たちからはどーにもマニアックだといまいっちょ評判悪いしw

さて、まーそれはそーと、いよいよ来年は龍馬伝の年だってことで3日の初回がめっちゃ楽しみなのだ。
土佐弁もすっかり忘れていた小学校の時は「龍馬がゆく」を読んで龍馬にはまり、土佐弁に馴染めず困っていた高校の時は平尾道雄先生の「龍馬のすべて」を何度も読み込んで、桂浜にもよくブラブラとチャリで走っていった。

んで、大学の時は友達から借りた「おーい!竜馬!」にめちゃはまり、竜馬の墓や寺田屋なんかも当然の如くめぐったりしてみた。高知へ帰ってきた10年前もまずは桂浜へ走ったし、おそらくは人から思われるよりもおいらはかなり龍馬ヲタクでやってきたのだ。

福山龍馬がいいかどうかはまだよくわからんとしても、とりあえず久々に本格的なドラマで龍馬の人生を辿ることができるのは楽しみだ。というわけで珍しく龍馬本のオススメをいくつか。

龍馬のすべて」は龍馬のことを知るなら必読の一冊。あらゆる龍馬本の基礎資料ともなっている一冊でありんす。

龍馬の黒幕」はまだ読んでないけど、イギリスの商人グラバーを軸とするフリーメーソン説を説いているものでなんか面白そう。

龍馬を斬る」は親戚でもある黒鉄ヒロシの作で、竜馬暗殺の真犯人を探るもの。見廻組に新選組、薩長黒幕、果てはやっぱりフリーメーソンまで出てくるんだけど超絶的に面白い。

あとはまーよく読まれている本たちで本屋によう並んでますな。

そんなかで一冊。「おーい!竜馬!」はちょっと鉄矢の脚色が入りすぎていて、入門にはいいけど誤解が激しくなる可能性大。たとえばジョン万次郎が浦戸の漁民になっていて一緒に鬼退治してしまったり、郷士の表現があまりにも酷かったり(まあ実際そうだったのかもしれないけど)、乾退助や後藤象二郎と竜馬らが子供時代から敵対していたり、岡田以蔵と竜馬が幼なじみだったり、大久保一翁の斡旋で徳川家茂と会見してしまったり、投獄された武市半平太が他の仲間と同じ監獄(しかもなぜか洞窟風)だったり枚挙に暇がありません。・・・ああそしてなによりアレですね、今回の龍馬伝で広末涼子が演じる平井加尾がなぜか上士の娘になってたりするのは、本作の中では「上士・郷士の身分差を無くす」という龍馬の人生観を形作る上で重要なファクターなわけですが、ホントは幼なじみの妹さんなのでちょっとイヂリ過ぎだろーと。まあでもそれでも、龍馬関係でいったら一番のオススメ作品であることには代わりが無いですけどね。