パリ小旅[4日目]びくびく

一年遅れで旅日記を再開。やっぱドイツまで旅日記もたどり着きたい。いつになるかわからんけど。

さて旅も3日目。この3日で、ずいぶん荷物をためこんだ。なので朝一番で郵便局に出向き、日本へ荷物を諸々発送。無事届くのかよくわからんけど、届いてもらわないとヒジョーに困る。7kgの制限を超えないように、目の前で荷物を出し入れしたりしながら調整。嫁は郵便グッズを購入するべく窓口と奮闘。要は「なんでそんなもんがいるんだ?わからん」ということらしい。

さて、1日目は朝から晩まで自転車と徒歩で16キロ、2日目は朝から晩まで10キロを踏破。この夏ぐらいから急に体重増加の傾向にあるせいか、なんかだるい。それでも家訓は「旅はボロボロ」。行くしかない。というわけで今日もチャリを借りようと(パスポートは諦めて)再びBIKE TOURSへ向かうも、誰もいない。たぶん日中はツアーに出ているのでスタッフを置いていないんだろうと思うけど、残念。

まあしかたがないので、結局ホテルから歩いて1分のForum des Hallsにチャリ屋があることをいまさらながら旅本で発見し、同じ道を再び戻る・・・も、こちらも「冬期休業」の看板が。冬期ってまだ10月なんすけど。

もうこれはチャリを期待しても時間の無駄だってことで、メトロに乗り込んでモンマルトル方面へ向かう。メトロ乗車もかれこれ3日目、なんだ聞いていたより安心やんとか思いつつ、4号線からBarbes Rochecouartで乗り換え2号線へ。

が、どーもこの2号線はそれまで乗っていたラインとは雰囲気が違う。なんか、ちょっとだけ天王寺あたりのちょっとだけ不穏な空気感。これまでどこの路線でもいたアジア人の姿は消え、全体的に大きな黒人さん主体で、慣れない風景だけにちょっと怖い。しかも山手線並みにギューギューで身動きも取りづらいときてる。別に誰か周囲で悪企みをしてるようにも思わないけど、ちょっとこれまでと雰囲気が違いすぎて明らかに怖い。乗車していたのはたかだか3駅だけど、パリに来て以来ずっと前掛けにしてたカバンから手が離せない感じだった。

後から調べてみると、パリはこれまで訪ねて来た南~西よりも、北~東の方が治安が悪いらしく、所得格差もすごいらしい。確かに空港からLes Hallsに向かう間も北駅やその界隈を通過してきたんだけど、なんかちょっとだけ荒れた感じはしていた(ちなみに今晩から最後の2日は北駅周辺に泊まる)。なので、そのあたりを走るメトロはどれもちょっとアブないのだとか。

で、Blancheで降りたらそこはモンマルトルの麓だ。ちょっと上がるとアメリの舞台になったカフェがあるも超満員で、その他小さい道になんか結構鈴なりの人だかりが続く感じで、なんかだるい。鎌倉か清水坂あたりをウロウロしているとだるいのと同じで、下町的な店も多いけどそれ以上に土産モン屋が目立つ感じで、想像していたよりもあまり面白くない感じだ。なので、初めてまともに見たアールヌーボーなメトロの出入り口にもそれほど盛り上がらず、なんか今ひとつの気分のままサクレクール寺院のたもとのケーブルカーへ乗車。

ちなみにこのケーブルカーもメトロの回数券カルネを使うことができて便利だった。まあたった1-2分のために回数券一枚(1ユーロちょっと)ってのも勿体ないんだけど、いちいち小銭を用意したりするような手間が省けるのは動きやすいし使いやすい。高知とかでも参考になりそうな話だ。

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パリ小旅[3日目]チュンチュン


今日は美術館めぐり。が、いちおーART NPOの理事を務めながら、実は正直それほどパリの美術館巡りにゃ興味が無かったりする。

たとえば誰かと一緒に美術館に行ったりすると、おいらはとにかくパーッと見てしまう。一点一点の前で立ち止まるだなんて、よほど好きな作家でないかぎりほとんどない。ましてやルーブルやオルセーなんていう規模になってしまうと、それはもう地獄とでもいうべきものだとすら思っていた。なにより、本屋でお腹が緩むように、美術館を歩いていると足のどっかの小骨がパキパキと鳴りだす。それが気になって仕方が無い。

まーでも「パリ行きました」「ほんとー!ルーブルは行った?」だなんてもし聞かれて「行ってません」だなんて言うと、まず誰もが顔をしかめるだろうから行っておく、というわけで。

・・・が、まーやっぱり行って良かった。だいたいヨーダイがタケムラは多いので、注意が必要なのだ。



 さて、ホテルで出発時に2日間有効のミュージアムパスをゲット。これがあればまー大抵のミュージアムは入り放題なのだ。あー、また自転車じゃないけど、なんでこの程度のことが高知でできんかなあ。文化財団系列だけででも、こういうわかりやすいことやったらえいのにとイラつく。一応四国のミュージアム88カードラリーみたいのもやってるけど、名前を聞いただけで既にちょっとわかりにくい。ホームページもこれまたわかりにくいし。

そう、こういうのはただ単に「ミュージアムパス」でいいのだ。システム系は簡単明解であることが何より重要ですよ。分かりにくい構造を表に出しちゃ絶対誰も使わない。まあこれまた高知はそういう意味で「分かりにくい」ことが多いわけですけど。

で、奥様の足の調子が悪いので、chatlet駅からメトロでLouvre Ruvoli駅へ。ちなみにこのLouvre駅、内装がなんか他の駅とは明らかに異なる美術館調だ。もちろん全部レプリカにしても、こういうのはなんか気分が盛り上がることは盛り上がるねえ。結構破損してたりするのはおいといて。 

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パリ小旅[2日目]チャリチャリ


まだ夜明け前の6時過ぎ、目が覚める。日が出るのは8時前だから、まだまだ暗い。しかし朝は朝。向かいのアパルトマンではおばさんがボーッと外を見ながらタバコを一服していたり、なんかよくわからん店が早くもシャッターを開けていたり。

というわけで、9時前には宿を出発。今日はレンタサイクルを借りて一日じゅうパリを走り回って土地勘を得る。メトロやバスでいきなり右も左も分からずに動くよりも、体で覚えた方がよっぽど早い。ましてや、パリ滞在はわずかに4日。ふだんの旅よりもさらに効率的に、さらに幅広く、さらにねっとりと動き回りたい。

世界に冠たる観光都市でもあるパリでは、2007年から市がレンタサイクルVélibを運営している。市内1500カ所以上にサイクルポートを設置し、2万台以上のチャリンコを24時間いつでも借りることができる恐るべしサービスだ。しかもこのVelibのスタートにあわせて自転車専用レーンの整備やセーヌ河岸道路の日曜日開放など、交通政策全体も改めているから、なかなかスピード感がある。

日本でこういうことをしようと思ったら、多分国交省に県警、県庁、市役所がそれぞれいろんなことを言いだして、絶対に前に進まない。いちど高知でベロタクシーができないかどうか思って問い合わせてみたときも、条例が云々とか、県警が許さない可能性高しとかで、3分で面倒になって諦めた。ましてや高知だと「公共交通政策」が皆無なので、やろうと思ったら100年はかかるだろう。利便性の最低条件でもあるバス路線のナンバリング程度でもできないわけですからねえ。

でも、帯屋街の東と西にこういうサイクルポートがあったら、結構便利だろうねえ。観光客にとってももちろんだけど、車やバス、電車とかで街まで出て、東から西へ買い物に歩く。またそのまま帰って来るのは面倒だから、チャリで戻ると。そのチャリは鏡川大橋の下に置いてるチャリとかを使って、サイクルポートの管理は高知女子大のエスコーターズに委託。それで片方のポートが空になったら移してもらうとかしたら、それはそれで面白い。

まあパリでやってるからといってVelibを日本でやる必要はないわけだけど、単純にこういう政策は分かりやすいので感心する。

高知でもエスコーターズVelibみたいなことをうまく電車やバス繋げば、その利用率アップにもつながるんではないか???(パークアンドライドは車⇆電車だけじゃない)。
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パリ小旅[1日目]永い永い


なんせ13時間は永い。たぶん手足はガクガク、アタマの中は煙でイッパイになってしまいそうだ。
そんなことを考えて、一応ニコレットのガムも買っておいた。それから、空港で一気に三本まとめ吸いして、ニコチン濃度をこれでもかという位にあげておいた。あとは、もうできるだけ考えない。ただひたすら、機内のゲームや映画に集中しよう。タバコ吸いたいなんて決して思わないように、タバコのことをムクムクと考えだしたらどーか外でも眺めてスッキリしよう。
おいらにとって、海外旅行の最大の弊害にすらなっていたタバコ禁煙問題。正直12時間とか13時間とか、そんな永い永い時間を耐えられるよーな自信はなかったのだ。海外渡航済喫煙者に聞けば意外とすんなり耐えられるという「ウマい話」もなんか信じれないし。

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