今日から大学時代の朋友S氏が4月3日に突然に来高。最近メインの仕事・ベロシティ・高知遺産・仁淀川ととにかくずーっとバタバタしていて疲れもストレスも猛烈に溜まっていたので、思い切って4日間の休み(当然史上初。会社帰ったら机がなくなってないかどうか不安)を取って四国漫遊の旅へと出ることにした。

 朝から今週末に予定している仁淀川の観光関係のイベントの打ち合わせで池川町へ。日なたで結局2時間近く話し込み、なんとか概要を決めてそのまま高知駅へ。ホントは色々と家を掃除したり支度もしたかったのだがやむをえない。
2時45分高知駅。突然友達と四国旅にやってきた折りに深夜のバンブー茶館で会って以来、実に2年ぶりのS氏。懐かしいけど懐かしくなく、まるでごくごく最近会ったかのような感じで、そのまま赤岡町の絵金蔵へ直行。絵金蔵は先週のブログでも少し触れているけど、狩野派の土佐藩お抱えの御用絵師から町絵師へと数奇な運命を辿った「絵師金蔵」の描いた屏風絵を展示している新しいミュージアムだ。この1ヶ月余りで3回目の訪問。何度来てもなんだか面白い。展示もいいし、来るたびにまだまだ違う発見がある。絵金はまだまだマイナーなのでS氏は当然知らなかったが、見応えのある展示やその数奇な運命っぷりにすっかりはまり、夏の絵金祭りにも来てみたいとのこと。確かに絵金蔵だけでは屏風絵の迫力が完全に伝わるわけではないので、ぜひに見に来てほしいものだ。。。見終わった後、ホームページ関連のことでいろいろお手伝いしようとしている副蔵長としばし話すも、なんだか風邪気味らしくて話もややしどろもどろ。引っ越ししたり仕事も忙しかったりだろうから、そりゃ風邪もひきます。
【絵金蔵】赤岡町 TEL  0887-57-7117 開館9〜17時 大人500円

それから「道(たお)」へ。赤岡の古い民家を改装してつくった喫茶店で、これまでも何度も来たけどいつも閉まっているという、自分にとっては曰く付きの店。入ってみると噂通りなんだかいい。地元のおんちゃんがワイワイ話していたりする傍らで文庫本に読み耽る人がいたりして。マスターは相当数の友達の友達or友人にあたる人ということもあって話しやすい人で、赤岡づいている自分はまた来ることになりそうだ。。。

夜は8時からあたご劇場で「赤ぱっち」。プクワセイル組と合流して観覧。なんだか面白くて引き込まれる。だけどオチがやや唐突な感じで、整理するのに時間がかかった。基本的には赤ぱっちを探す旅の中で出会う「もののけ?」的な人々とカナの交錯。リサビッチとヒロコ氏の妖精?キャラがなんだかはまりすぎていておもろい。何よりカナの演技も悪くない。ただ、少し安居渓谷での滝のシーンが長すぎて、話の連続性がそこで少し途切れてしまったような印象があった。DVDでゆっくりとみたい!

その後は愛宕の「さんとう」に移動して小飲み会。焼き鳥やらなんやら食いながら京都話などなど。おいしい酒と料理しかないこの店はオススメ。1450円の利き酒セットでは、タケムラが高知で一番旨いと思っている土佐山田の「文佳人」と土佐市の「亀泉」など5銘柄をぐいっと飲める。