4月4日。やや二日酔いかつ寝不足で本日はスタート。まずはぶらりと市内へ出て高知城へ。なぜ高知城かというとS氏が城好きだからで、城フェチの自分的には大変ありがたい話。

東京から帰ってきたてで友達も少なかった中学生の頃とかは、自転車に乗って天守閣の下までのぼって天守から街を眺めるというおよそ中学生らしくない行為をよく繰り返していた。

天守にのぼるのはひさしぶり。でも快晴ということもあって素晴らしい眺め。西から東へと広がる街の眺めには、やっぱり20年近くたっても相変わらずの迫力と魅力がある。本丸の展示館はいつのまにか模様替えしていた。前はなんだか暗い空間に鎧とかが並んでいるだけで「いまいち」な感じが強かったが、高知の歴史や風土をわかりやすくデザインした展示パネルが並ぶように変わっていて、歴史好きなら結構楽しめるように変わっていた。

その次は五台山。はじめて展望台から街を見る。結構高知はでかい。そして浦戸湾きれい。それから竹林寺へ。おいらが高知で一番和める空間でもある庭園で少しだけ昼寝。ここは乗台寺、青源寺と並ぶ土佐の三大名園で、最近重要文化財にも指定されたとか。竹林寺庭園は京都の庭とかに比べたら上品さには欠けるが、いつもひとけが無くて昼寝をするにはもってこいだ。特に夕方は、夕陽が方丈に深く入り込んできて、少しだけ極楽浄土。

その後、プクワ、セイル、横山製麩所と寄り、夜は11hwとS氏の「豪快」手料理ニョッキの会。うまい!
宴では大学時代の写真部顧問だった鈴鹿先生や恩師井上先生の話、当時一緒に暮らしていたB氏の話など大学時代の話をしつつ、結構遅くまで飲んでいた。考えたらS氏とはもう12年の付き合い。長いね〜

お昼はひろめ市場でうどんや魚を食って、ボンコワンへ。「土佐人のウキウキブギウギな高知を見せちゃうき」で紹介されていたタグをひとつ購入。何に使うのか確かによく分からない一品だが、なんとも上品。このお店、一品一品は少し値が張るが、ほっこりとした暮らしをしたいならおすすめのお店だ。どーでもいいけど、ボンコワンに居たとき、ちょうどお店の前でカラスが「アワアワアワ」と変な鳴き声をしていて、ちょっとこわかった。
ちなみに横山の生麩は以前第二夫人にお勧めして貰ったもので、ものすごくおいしい。