新しい高知駅広場の実施設計が固まったとさ。
最近トップページがクリスマスモードでものすごく恥ずかしいことになってる“>高知新聞によると・・・

北口にバスターミナル 高知駅前広場
JR高知駅のリニューアルに伴い南北の駅前広場の整備を計画している高知市は6日までに、実施設計=図参照=をまとめた。バスターミナルは北口の東寄り、一般車両の乗降場は南北ともに配置し、南口は路面電車と車両が並行して進入する動線とする。市は19年度の早い時期に北口広場(約4400平方メートル)から着工する方針。
同日の市議会高知駅周辺都市整備調査特別委員会(岡田泰司委員長)に報告した。
市などは当初、バスターミナルを南口広場(約9200平方メートル)の西隣にある県有地に設置することも含めて検討していたが、バス事業者が北口への設置を強く要望。県の複合施設構想の浮上で県有地の活用も不透明な状況のため、北口広場東隣の市有地(約3500平方メートル)に路線バスや高速バスなどのターミナルを配置することにした。
また駐輪場も、駅舎周辺の高架下スペース(1700台分)に加え、北口広場西隣の市有地へ300台分を増設する。
同市は、バスターミナルのレイアウトなどを検討した上で、19年度当初予算案に北口広場やバスターミナルなど駅北側の整備経費(概算3億円)を盛り込む方針。北口広場の工事を同年度中に終え、新駅が開業する同年度末以降に南口広場の整備に取り掛かる。
駅前広場の整備は、16年10月から有識者らで組織する検討委員会が基本設計案を協議。今年3月には、歩行者と車の動線が交差する案と交差しない案に、県有地の活用を想定した2案を加えた異例の四案併記で答申。市は4案について駅利用者の安全性や利便性の観点から検討し、バス、一般車の乗降場配置などを抜本的に見直した。

今年の一月、市民レベルで勝手に高知駅前の広場について意見交換をしあう「みんなの駅広会議」をおいらも含む実行委員会で主催した。

そこでは勝手においらも広場の設計案を考えたりしてたんだけど、むろんそのニュアンスは吸収されるはずもなく、あの時に噴出した市民の意見も特に反映されることなく、あろうことかこの会議を開く遠因となった基本設計をほぼ踏襲した内容の実施設計になっている。記事を観るとずいぶん基本と実施では変わったような感じになってるけど、本質の部分は大して変わってないやいか。

また、駅広会議の後に開催された検討委員会で積み残しとなったはずの課題も特にクリアしておらず、なんだか一体なにをやってたんだろうと少し不思議になる結末。
高知駅前の複合施設といい新堀川といい、なんでここまでひどいんだろうねえ・・・と思うと、結局は建築系や景観系で飛び抜けた影響力を持つ「センスある人」がいないからなんだろうなあ・・・