怒濤のような一日目が終わり、なんだか早くも疲労困憊。さすがに女子二人を同時にお接待するのは大変なのである。
2日目の今日は、秘湯に行きたいというKの声に応え、物部村の笹温泉へ。ここはほとんど宣伝もしていないまさに秘湯中の秘湯で、高知の温泉の中でも一番のお湯と「雰囲気」があるところだ。
笹への道のりは険しい。大栃までは国道で快適だが、そこから先は1車線のクネクネ道が続く。四国では当たり前、というかまだまともなくらいの山間道だが、この道でAがややダウン気味。それでもとにかく到着しなければ意味がないので止まることなくまっすぐ笹へ。

聞こえる音といえば川の音くらい、というこの山奥に、屋根が建物をすっぽりと覆うような木造の建物が小さな川に寄り添うように立つ。どうやらAもKも気に入ったらしく、早速入浴。男湯は貸し切り状態で、ざっぱーんざっぱーんと豪快にお湯をかぶってひとしきり体を洗った後木でできた湯船へ。
相変わらず硫黄臭プンプンで、たまらない。最近は家で「温泉ハップ」を入れて入浴しているので硫黄臭自体は別にもう珍しくもないんだけど、やっぱ天然はいいっすわ、はい。
んでおいらにしては珍しく一時間くらい入って、ゴソゴソと出る。んでたぶんどーせお二人はまだ出てこないだろうと思い珈琲を頼んで読書タイム。
ところがいつまでたっても二人は出てこない。結局一時間半以上待ったところでやっと出てきた。かなりお気に召してくれたらしく、良かった良かった・・・という一方、次の日程である絵金蔵の開館時間に間に合わない可能性も。
ということで大急ぎで国道を下り、絵金蔵へ。

到着したのは17時少し前、もう閉館業務に入ろうという頃。それでも無理を言ってなんとか入館、おいらはもうこれまで3回じっくりと見ているので外で蔵長・副蔵長としばしお話。
んで終了後、本日のお宿であるR氏邸へ。最初はどうにもこの古民家に二人とも慣れない様子で、しばしだるい空気。いやさすがに疲れてきているんですって。・・・んでスーパーへ出直し、買い物をしてR氏も交えてのんびり土間で話し込む。この家のいいところは、どこであってもなんだかのんびりできるところやねえ。土間も和室も、それぞれなんだか落ち着くのです。


翌日。まずは牧野植物園で朝飯。ここは以前Aと大阪のJ氏が来高した時にも来たんだけど、やっぱりお約束でしょう。てゆか一昨日牧野の隣にある竹林寺庭園でぼーっとしたばかりだったんだけど、やっぱりここは落ち着きます。初牧野のKの歩幅?に合わせつつ展示をじっくり。旧園で蓮をまたじっくり。
昼過ぎには日曜市へ。ゆず汁?を買ったり豆を買ったり田舎寿司を食ったりしつつ、はたまたエムツウに寄ってみたりしつつ3時頃まで街中をウロウロしてみる。