おいらが卒業した練馬区立立野(たての)小学校。

ここの校歌、卒業から24年も経っているのに未だに口ずさむ名曲なので紹介。
子どもには明らかに難しすぎるアップダウンの激しい音程。
まともに学校の名前が出てこないフシギな歌詞。
宇宙にまで話が及ぶ壮大な歌詞。
おそらく立野の卒業生の多くが、今もこの歌詞の不思議さを覚えているのではないか???
中盤のサビ部分
♪子どもだ力~みなぎりあふれ~仲間をふやし~くふうし遊ぶ~
のあたりなんぞ、オーケストラバックで聞いたら思わず落涙しそうな名曲調。
そして、♪遊んで元気な体をつくる~は、いきなりの低音で落とす。
もはやグリーングリーン並み。
歌詞もすごい。
「立野小学校」という言葉はひとつもないかわりに、
「立野の校庭」「立野の校舎」「立野の町」は「子どもの広場」だと繰り返す。
そして、1番と2番は立野の春夏秋冬を歌い、
3番ではもはや練馬もこえて、海の彼方へ、宇宙の中へと飛び出していく。
一歩間違えればちょっと怪しい団体歌。
されどこれだけの印象深い校歌を持つ小学校を出れたことは、
実は隠れた自慢のひとつなのである。
1.春は桜の 花開き
  夏は柳の 枝ゆらぐ
  立野の校庭 子どもの広場
  子どもだ 力 みなぎりあふれ
  仲間をふやし くふうし遊ぶ
  遊んで 元気な 体をつくる
2.秋はいちょうの 黄にそまり
  冬はけやきの  天高く
  立野の校舎 子どもの広場
  子どもだ 瞳 きらきら光り
  あきずに励み たすけて学ぶ
  学んで 進んだ 心をつくる
3.富士の高嶺の 空遠く
  海のかなたの 潮こえて
  宇宙のなかは 子どもの広場
  立野の町の 宝の子ども
  日本の国に つながるひとり
  結んで 理想の 世界をつくる